2015年これを聞かずには年を越せないアルバム5枚
2015年は日本でもようやく音楽聴き放題系のサービスが始まり、個人的には音楽の聞き方が大きく変わったなぁという印象です。特にCDを借りるという目的ではTSUTAYAに本当に行かなくなりました。Apple MusicになくてTSUTAYAにあるというのはそんなにないのが原因の一つで、もう一つはもう聞ききれないほどApple Musicに曲があるのでちょっとないくらいだと別に借りに行く気が起きないというのも理由としてはあります。
さて、12月に入っていないのですが今後のリリースで大物はColdplayくらいしか残っていないので今年の振り返りをしたいと思います。とはいえ、今年は傑作、歴史的名盤が多すぎなので2つのカテゴリに分けて紹介したいと思います。
カテゴリ1:これを聞かずには年を越せないアルバム
文字通り、2015年を代表する1枚で聞いておくと来年以降も音楽を聞くのが楽しくなるような作品たちです。順番つけるのが難しいので順不同です。
カテゴリ2:時間があれば聞くべきアルバム
年を越せないほどではないけど、個人的に好きなアルバムもあるのでこれらをちょっと紹介させてください。
一旦、今日はこれを聞かずには年を越せないアルバムについて。
cero『Obscure Ride』
以前のアルバムはあまり関心していなかったのですが、このアルバムにも収録されている「Orphans」や「夜去」に完全にやられ、このアルバムにもグッときました。リズム、メロディ、アレンジ全てがここ日本では群を抜いた出来だと思います。Apple Musicにはないです!買うか借りましょう。
Tame Impala『CURRENTS』
オーストラリア出身のロックバンドによる、これぞサイケデリック!というアルバム。ポップなメロディに音の抜き差しで盛り上げていくM1「Let It Happen」が抜群の出来。それ以降もクラクラするような出来なので何はともあれ聞きましょう。Apple Musicにあります!
Kendrick Lamar『To Pimp a Butterfly』
アメリカ期待の若手にしてこのアルバムにてもうレジェンドとなったケンドリック・ラマーの2nd。英語が苦手な自分にはまだこのアルバムの真価は全て分かってないですが、アルバム一枚で表現しようとしている射程が広すぎ。。そして広げに広げた風呂敷を畳みきる凄さがこのアルバムにはあります。Apple Musicにあります!
ONEOHTRIX POINT NEVER『GARDEN OF DELETE』
前作『R Plus Seven』が年間ランキングでも軒並み上位に入っていたONEOHTRIX POINT NEVERのArca以降を示す素晴らしいアルバム。メタル、インダストリアルといったロックと、エレクトロやダブステップといったクラブ・ミュージックをAphex TwinやArca風に混ぜあわせたようなジャンク感溢れる作品。Apple Musicにあります!
服部峻『MOON』
一つ前に紹介したONEOHTRIX POINT NEVERがジャンクな音楽をあえて使って絶妙に構築した音楽だとすると、こちらはジャズやアンビエントなどの音楽を使って精密に構築された建造物のような音楽。これが映画のサントラとは信じられない。。インタビューなど読むと次の作品はだいぶ先になりそうだけど、早く聞いてみたいと思わせる傑作。Apple Musicにありません!レンタルもないと思うので買いましょう!タワレコへGO!
ということで一応ジャンルをバラバラにして5枚紹介してみました。これらの作品はどれも他の作品に繋がる奥行きが半端ないのがいいなと思っている理由でもあります。もちろんそれぞれの作品が抜群に素晴らしいのが前提で、言うまでもありませんが。。
ここまで挙げた以外にも泣く泣く落としてる作品は山のようにあるのでそれは次の記事で。